個人向けワンオフパーツ製作ーキャリパーサポートのリバースエンジニアリング編 vol.1
当社では、金属部品の特注品の多品種少ロット生産体制をBtoC向けにも提供しております。
(BtoC向けサービスについて詳しくはこちら)
今回は、そんな一般消費者向けの事業でご依頼いただいた案件をご紹介します。
先日導入した3Dスキャナーを用いて、形状をスキャンし、図面作成後に加工まで行った事例です。
ご依頼は、バイクのブレーキキャリパーに取り付けるキャリパーサポートの製作。
今お持ちのキャリパーサポートを軽量化されたいということで、鋳物製(↓写真内 銀色のパーツ)から超々ジュラルミンでの製作をご希望です。
現物をお預かりし、3Dスキャナーでスキャンしました。
材質変更だけではなく、デザインや形状は、ご依頼主様が所有されている別のパーツ(↓写真内 黒色のパーツ)で作られたいということでした。
いまお持ちの黒色のパーツはアルミ製だそうですが、取付穴のピッチが合わず、使用できないとのこと。
『デザインは黒色のパーツ、取付穴のピッチは銀色のパーツ』というこだわりのご希望でした。
まずは3Dスキャナーで各部品をスキャンしていきます。
金属製のパーツやメッキなどを施されているワークは、3Dスキャナーがスキャン時に発する光源を乱反射させてしまうため、
そのままスキャンすると正しい形状を取得することができません。
こういったスプレーを用いて、乱反射を抑える処理が必要です。
数分でスキャンは終了します。
スキャンしたデータはこちら↓。 黒のパーツはスプレー処理が甘い部分の形状が飛んでいます。
何度かスキャンしなおして、実物に近いスキャンデータを作っていきます。
スキャンしたデータから図面を作成していきます。
今回導入したVL-700は、このスキャンデータから、3DCADデータへの変換を自動で行います。
3DCADでのモデリングの過程は次の記事でご紹介いたします。
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今回は、そんな一般消費者向けの事業でご依頼いただいた案件をご紹介します。
先日導入した3Dスキャナーを用いて、形状をスキャンし、図面作成後に加工まで行った事例です。
ご依頼は、バイクのブレーキキャリパーに取り付けるキャリパーサポートの製作。
今お持ちのキャリパーサポートを軽量化されたいということで、鋳物製(↓写真内 銀色のパーツ)から超々ジュラルミンでの製作をご希望です。
現物をお預かりし、3Dスキャナーでスキャンしました。
材質変更だけではなく、デザインや形状は、ご依頼主様が所有されている別のパーツ(↓写真内 黒色のパーツ)で作られたいということでした。
いまお持ちの黒色のパーツはアルミ製だそうですが、取付穴のピッチが合わず、使用できないとのこと。
『デザインは黒色のパーツ、取付穴のピッチは銀色のパーツ』というこだわりのご希望でした。
まずは3Dスキャナーで各部品をスキャンしていきます。
金属製のパーツやメッキなどを施されているワークは、3Dスキャナーがスキャン時に発する光源を乱反射させてしまうため、
そのままスキャンすると正しい形状を取得することができません。
こういったスプレーを用いて、乱反射を抑える処理が必要です。
数分でスキャンは終了します。
スキャンしたデータはこちら↓。 黒のパーツはスプレー処理が甘い部分の形状が飛んでいます。
何度かスキャンしなおして、実物に近いスキャンデータを作っていきます。
スキャンしたデータから図面を作成していきます。
今回導入したVL-700は、このスキャンデータから、3DCADデータへの変換を自動で行います。
3DCADでのモデリングの過程は次の記事でご紹介いたします。