本記事では、S社様(ご担当:H様)にご協力いただき、 社内で仕上加工を行うための旋盤による下加工(外注)において 「既存外注先の納期が長く、リードタイムが延びる」「手配の手間が増える」といった課題を、 CHAMPION CORPORATIONがどのように解決したのかをインタビュー形式でご紹介します。
対象となるのは、難削材等の精密加工部品です。 旋盤加工だけでなく、熱処理・研磨まで含めた工程設計と、 特急対応により、調達のボトルネック解消に貢献しました。
支援前の課題(Before)
社内で仕上加工を行う際、前工程となる旋盤による下加工を外注に出すことが多かったのですが、 既存外注先の加工納期が長く、案件によっては社内工程が待たされる状況が発生していました。
特に、難削材や精度要求の高い部品は、段取り・加工条件・後工程の整合が重要になるため、 「とにかく早い」だけではなく、品質を担保した上での短納期対応が必要でした。
そのため、納期が延びるほど全体のリードタイムが伸び、手配の調整も煩雑になっていました。
当社にご相談いただいた理由
弊社の旋盤協力会社を強化するにあたり、従来、金型部品(PIN等)でお世話になっていた御社に対して、 精密加工部品についても製造対応できないか、相談させていただきました。
既に取引実績があり、品質面やコミュニケーション面での安心感があったことに加え、 難削材を含む案件でも、加工・熱処理・研磨など複数工程を前提にした段取りができる点に期待しました。
当社の対応・提案内容
旋盤加工だけでなく、熱処理・研磨までを含めて、早い段階で即打ち合わせいただきました。
仕上加工側(当社側)の工程と整合するよう、どの状態で納品すべきか、寸法の狙い方や工程順の考え方などを 具体的にすり合わせできた点が良かったです。
また、特急案件でも「まず可否判断に必要な情報は何か」を整理していただき、 実現可能なスケジュールと品質要件の両立を前提に、特急対応していただけました。
対応・提案のポイント
- 旋盤 → 熱処理 → 研磨までを前提に、初動で工程を整理し即打ち合わせ
- 仕上加工工程との整合(納入状態・狙い寸法・段取り)を含めた提案
- 特急案件でも、可否判断と納期・品質の両立を重視した対応
納品後の評価(After)
まず、加工リードタイムが短縮できました。
旋盤下加工の納期が読めないことが、仕上加工全体のボトルネックになっていたのですが、 特急対応を含め、必要なタイミングで手配できるようになったことで、全体工程の計画が立てやすくなりました。
また、下加工手配に伴う調整(加工先への確認、工程間の引き継ぎ、再手配など)の負荷が減り、 手配の手間削減にもつながりました。
品質面でも、エンドユーザーからの評価が上がり、結果として品質評価の向上を実感しています。 納期対応および加工精度ともに大変満足しております。
担当営業(濱田)の普段の対応
何事にも前向きに検討対応いただき、非常に助かっております。
特に試作案件では、加工の実現性や納期の見通しが立ちにくく不安もありますが、 濱田様は「何を確認すれば形にできるか」を整理しながら進めてくださるので、 しっかり形にできる方だと思います。
今後、当社に期待すること
難削材・公差の厳しい加工は今後も増えてきますので、引き続きご協力いただければと思います。
特急対応が必要な場面も含め、品質を維持したままリードタイムを短縮できるパートナーとして、 これからも継続して相談できる体制を期待しています。
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当社からのコメント
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難削材等の精密加工部品に関し、いつもチャレンジングなご相談をいただき、誠にありがとうございます。
当社のご支援がエンドユーザー様からの品質評価向上につながっているとのこと、大変嬉しく思います。 短納期・高品質をご評価頂いていると認識しておりますので、今後も難削材・厳しい公差案件にも積極的に挑戦させて頂き、一歩踏み込んだ提案でご期待に応えてまいります。 |
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本事例に関連する部品製作実績
深穴加工
| 材質 | インコネル625 |
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